ボートからその先へ:ヴィンス・イノセンツィ氏(シカゴ・マリン・キャンバス社)
ヴィンス・イノセンツィがシカゴ・マリン・キャンバス社の事業に乗り出したきっかけは、偶然の出来事だった。自身もボートオーナーである彼は、マリーナで隣の停泊所にあるボートが何カ月もカバーなしで置かれていることに気付いた。当時の彼は銀行家で、サイドビジネスとしてパティオ用家具の輸入とオンライン販売を行っていた。さらに、パティオの家具用にカスタムクッションも扱い始めていた。
イノセンツィ氏は当時をこう振り返る。「それまでは、ボートについてあまり意識したことはありませんでした。その時、このボートの所有者に偶然出会ったのです。所有者が、カバーを依頼できる心当たりがないと言うのを聞いて、自分でやってみようかと考えたのです。そこから雪だるま式に事態が展開していきました。」
続きを読む
アドバンス テキスタイルExpo 2024:出展製品のプレビュー
2024年のアドバンス テキスタイルExpoは、9月24~26日にカリフォルニア州アナハイムで開催される。本記事では、展示予定の新製品や付加価値の高いサービスをいち早く紹介する。
9月のExpoは、数百社に及ぶ出展者の最新の製品に加えて新たな情報が交換される、テキスタイルイノベーションの披露の場となる。
続きを読む
WCOの商取引法の変更と、プラスチック処理繊維への影響
最近の商取引法の明確化は、関税率の引き下げ以外にも影響をもたらす。ラミネート加工したテキスタイルやそれを材料とする物品も、変化にさらされる品目の一つだ。
WCO(世界税関機構)は、5年から6年ごとに、輸出入品の分類のための国際調和システム(HS)を更新している。これにより、2022年1月1日付けで、プラスチックの含浸、コーティング、被覆、またはラミネートを施した繊維材料の解釈に変更が加えられた。
続きを読む
7月号の紹介
テキスタイルが生み出す美:畏敬の念を感じさせるテントの天井デザインから、受賞歴のある船舶改装プロジェクトまで、複数の分野でのテキスタイルの美しい使用事例を詳しく紹介する。
鉱業におけるテキスタイルのチャンス:あらゆるタイプの革新的な繊維ベース製品を提供する特殊ファブリケーターは、鉱業を支える重要な存在となっている。
先住民アーティスト集団が、ストラップ状の生地を織ったインスタレーションで金獅子賞を獲得:アオテアロア(ニュージーランドのマオリ語名称)で活動する4人のマオリのアーティストが、今年のヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞に輝いた。
続きを読む
パラダイス・テキスタイルズ社とナノロース社が、研究開発契約の締結を発表
ATAニュージーランドが、優秀プロジェクトを表彰
ベターコットンが、2024年メンバーアワードの受賞者を発表
デンケンドルフ紡績繊維研究所(DITF)が、バイオファイバールーフ研究プロジェクトの実施を発表
ACSA(米国綿花輸出者協会)が綿の価値向上のため、他国の協会と提携
アプライド・マニュファクチャリング・テクノロジーズ(AMT)社が、エンジニアリングサービス部門の人事を発表
|
Copyright © 2000- ATA JAPAN, All Rights Reserved.