産業繊維資材及び高機能繊維織物業界の非営利の民間団体 ATA JAPAN

仮設構造物に関するIBC基準の変更案について

認証建築士の資格を持つコードコンサルタントのポール・アームストロング氏は、IBC S179-25の案を「これまで見た中で最もひどい基準変更の一つ」だと述べている。洪水荷重に関するIBC基準セクション3103.6.1.3では現在、仮設構造物を洪水荷重を想定して設計する必要はないとされているが、変更案ではこれを削除し、「仮設構造物を、洪水の流れるエリアや沿岸の高危険エリアに配置してはならない」と修正することが提案されている。続きを読む


Photo courtesy of Vermont Tent Co.

倉庫チームのためのインセンティブの重要性

企業は、チームインセンティブを設定することで、パフォーマンスに関する基準をシンプルにすることができる。筆者は一般的に、チームの成果を測るために企業が設ける基準は5つ以下であることが望ましいと考える。基準を少なくすることで、チームは努力の方向性を絞ることができ、成績の測定も容易になる。パフォーマンス指標を追加しすぎた場合、チームが1つ以上の基準で失敗する可能性が高くなる。そして、測るべき項目が多すぎると、経営陣がプログラムにうんざりする可能性も大幅に高くなる。こうした基準は、組織の直面する課題に適合するように、後になって変更することもできる。続きを読む

米国国際貿易裁判所の関税に関する判断は、一時停止に

アメリカの連邦巡回区控訴裁判所は、5月29日に、トランプ政権の要求に応え、米国国際貿易裁判所の判断の一時停止を認めた。国際貿易裁判所はこれに先立つ5月28日に、米国企業6社の訴えを支持して、トランプ大統領が1977年の国際緊急経済権限法を根拠にして国家緊急事態を宣言し、一部の国からの輸入品に関税を課したことは、大統領権限の逸脱にあたると判断していた。続きを読む

トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムに対する輸入関税を倍増

トランプ大統領が、6月4日からほとんどの鉄鋼およびアルミニウムの輸入関税を25%から50%に引き上げた。
アメリカとイギリスは5月8日に、通商拡大法232条に基づく鉄鋼とアルミニウムへの25%関税について、代替措置の交渉を行うという貿易合意に達していた。だが、6月3日に署名された米国大統領令によると、英国からの鉄鋼・アルミニウム輸入品に対する関税は引き続き25%となっており、将来的に必要な場合は関税率を調整するオプションが付くことになった。続きを読む