トンボの羽を思わせる大型メッシュ構造事例
今回紹介するプロジェクトでは、中央の建物の周囲に配置された12の自立型構造体が一見巨大な印象を与えるが、これらを包む繊細で透明なメッシュファブリックにより、見た目の重さが大幅に軽減されている。メキシコのレオンにあるこの環境教育センターは、トンボの羽をヒントにデザインされており、菱形に似た幾何学形状を白のインクでプリントしたメッシュ生地が覆い、施されたパターンも薄くて繊細な羽を連想させる。続きを読む
Photo: Dunn Lightweight Architecture
アドバンス テキスタイルExpo 2025出展製品プレビュー
ファイバーやファブリックからシェードシステム、最先端の機器、最新の繊維技術まで、サプライチェーン全体に及ぶ数百の出展者が最新の製品を披露するこのExpoは、テキスタイルのイノベーションを体感できるイベントだ。本プレビューでは、今年展示予定の多種多様な製品から一部を先行紹介する。続きを読む
新たな戦略がもたらした顧客層の拡大(アメリカン・オーニング&ブラインド社)
イーサン・ハルパーン氏が、音楽教師の仕事から、アメリカン・オーニング&ブラインド社(カリフォルニア州ノースハリウッド)のプレジデント兼オーナーへと転身したのは、2014年のことだ。家族ぐるみの友人である前オーナーが、ハルパーン氏に買収の機会を提案したのが、そのきっかけだ。アメリカに拠点を置き、カスタム製品を展開するという収益面での強みもあったため、買収はビジネスとして理にかなっていると彼は考えた。契約を終えた後は、彼にとってのこの新たな「教室」での仕事に打ち込んできた。続きを読む
© 2024 Mark Skalny Photography
ATA年写真コンペのベスト・オブ・カナダ賞
ATAは2024年の国際写真コンペ(IAA)で、新たに「ベスト・オブ・カナダ賞」を設けた。カテゴリーを問わず、カナダ企業によるすべてのエントリーがその対象となる。19のプロジェクトの中から受賞したのは、マニトバ州ウィニペグにある温室構造物「ザ・リーフ・アット・カナダズ・ダイバーシティ・ガーデンズ」だ。続きを読む
Image: Blackwell Structural Engineers
AIの最適な活用法
人工知能(AI)はすでに繊維業界を変革しつつある。目立つ見出しと共に報道されてはいないが、企画や調達や実施といった段階においてAIによる実質的な改善が進行中だ。製造業者は、リショアリング、リーダーシップ、継続的改善の統合についての知見を活かしながら、AIを用いてオペレーションを改善し、一般的な潜在的危険を回避し、長期的な成功に向けたチームの調整を行っている。続きを読む
フランク・カーリーが、スタンダード・テキスタイル社のテキスタイル部門担当バイスプレジデントに就任
スタンダード・テキスタイル社が、フランク・カーリー氏をテキスタイル部門担当バイスプレジデントに任命したことを明らかにした。同社の中核事業の一つを率いることになったカーリー氏は、ヘルスケアおよびホスピタリティ用途向けテキスタイル市場全体について、戦略的方向性、成長イニシアチブ、業務パフォーマンスを監督する立場となる。続きを読む
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