防衛産業とのコラボレーション
先端テキスタイルと軍事用途との関係に固有の相乗効果とは。
by Seshadri Ramkumar, Ph.D.
ワシントンDCで最近開催されたNATO設立75周年サミットでは、最終的に加盟国から、GDPの2%以上を国防費に充てることを目指すというコミットメントが得られた。この投資から最も利益を得るのは防衛セクターだが、テクニカルテキスタイルやインフラなどの関連セクターにとっても、求められている成長の後押しとなりそうだ。 続きを読む
NATO加盟国はパートナーと協力し、救急医療トレーニングを実施している。 Photo: NATO.
Eテキスタイルを進化させる画期的新技術
ナウティルス・ディフェンス社が、Eテキスタイルを大きく進化させる新たな技術発表の一環として、刺繍された導電性糸に、髪の毛1本ほどの180µm間隔でチップレットを世界で初めて直接ダイアタッチする手法の実証に成功した。この技術は、最先端のセンサーシステムのスケーラブルな製造に向けた重要なファーストステップとなる。 続きを読む
IUVA開発のチップレットは、180µmピッチで2Dテキスタイルに直接取り付けられる。 Photo: Nautilus Defense.
ATAの2024年エマージング・テクノロジーズ会議は、Expoと同時開催
今年の9月23日から26日にカリフォルニア州アナハイムで開催されるATAのエマージング・テクノロジーズ会議では、現在テキスタイル業界で大きな意味を持つ幅広いトピックを取り上げる。特に力を入れるのは、人工知能、持続可能性、スマートファブリックの3つの分野だ。同会議は、アナハイム・コンベンション・センターでのATA Expoと並行して開催される。 続きを読む
3社のコラボレーションから生まれた新たなクーリングウェア
株式会社リベルタが、新製品「氷撃α」を最近発売した。「氷撃 フリーズテック」シリーズのクーリングウェアをアップグレードしたこの製品では、住友化学株式会社が開発したポリマーベースの温度調節材料「コンフォーマ(R)」と、株式会社ユタックスの「冷感プリント」技術が組み合わされる。 続きを読む
NASA用に開発が進むBRMのE-WEBBINGS ®
バリー・リボン・ミルズ(BRM)社が現在開発・試験中のE-WEBBINGS ®は、NASAのアルテミス計画での応力・ひずみセンサーとしての使用が予定される。同社のエンジニアード織布は、航空宇宙および防衛分野用の多様なスマートテキスタイルでのカスタマイズ可能なベース材料として機能するよう設計されている。 続きを読む
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