高まるウェアラブルの自由度
新段階に突入した運動/身体状態モニタリング技術のいま
マサチューセッツ大学アマースト校の研究チームは現在、快適で不安要素がないスマートな衣類と高い機能性を融合する新技術の開発を進めており、実現すれば、多くの患者にとって実用性に欠ける外部のストラップ式装置なしで、動作モニタリングが可能となる。 Read more
マサチューセッツ大学アマースト校では、スマートテキスタイル研究補助金による新たな技術開発に取り組んでおり、例えばシャツに縫い込むタイプのこのファブリックパッチは、軽量でストレスのない動作の連続モニタリングを行うことができる。Photo:UMass Amherst/Trisha Andrew.
石膏に代わる3Dプリントギプスの可能性
2人のラトビア人起業家が、治癒過程の骨を保護し支えるギプスに大きな進化をもたらそうとしている。2人が立ち上げたキャストプリント社は、軽量で患者に合わせたプラスチックウェブのギプスを3Dプリント技術を用いて製作している。 Read more
Photo:CastPrint.
電子繊維をテキスタイルに積層する新型3Dプリント技術
快適性に優れたウェアラブルエレクトロニクスの実現に向け、中国の清華大学のチームが、テキスタイルや布を移動させながらフレキシブルな電子繊維を積層する3Dプリンターを開発した。 Read more
化学兵器剤から人を守るファブリック
テキスタイル繊維に対する新開発コーティング技術により、高湿度などの現実的環境における有害工業化学物質や化学兵器剤の効率的捕捉が可能になるかもしれない。ノースカロライナ大学によるこの研究は、着用する兵士等の個人防護性の改善につながると期待されている。 Read more
不織布の最先端を伝えるNETInc会議
5月5~8日にインディアナポリスで、不織布技術会議NETIncが紙技術会議PaperCon2019と同時開催される。エンジニア/科学技術者たちの主導で開催に至ったこのイベントは、毎年世界各地から不織布のプロフェッショナルが集う場となっている。 Read more
飛行機の概念を変える変形式翼
MITおよびNASAの研究者たちが、これまでにない変形アプローチによる飛行機の翼構造を開発した。この翼システムは、機体のピッチやロールに応じて部分的または完全に自動で形を変えるよう設計されている。 Read more
製作中のMITとNASAによる変形翼アセンブリ。翼は、数百もの同一サブユニットから組み立てられており、NASAの風洞で試験も行われた。Photo:Kenny Cheung, NASA Ames Research Center.
IFAI Expo 2019のご案内
IFAI Expoはアメリカ大陸で最大のスペシャルティファブリック業界イベントである。毎年5,000人を超える業界各社の意思決定者、バイヤー、関係者が集い、直接の対面からネットワーキングによる新たな機会が創出される場としてExpoが果たす役割は、他に類のないものだ。2019年のExpoは、フロリダ州オーランドのオレンジカウンティコンベンションセンターで2019年10月1~4日開催され、規模、内容の大胆さ、質の点で過去最高のイベントになると予想されている。このExpoへの出展は、こうした素晴らしい来場者とつながる絶好のチャンスとなる。 ブースの予約はこちらのリンク先から。
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