テクノテンス社創業者が語るDIYのアプローチ
2019年にテクノテンス社を立ち上げたとき、セザール・エロイ・ペレスが目指したのは、軽量張力構造物の設計・建設・設置業界のプロフェッショナル化に貢献する企業だった。
ペレスはこう語っている。「メキシコでの構造物の製作・施工状況を変革したかったのです。プロフェッショナルとは呼べない人も多く、そうした人たちが、仕様に従わずに好きなように構造物を作っていました。まるで料金の持ち逃げのような、いい加減な仕事も見られました。」
国の認定建築士であるペレスは、ハリスコ州で同社を起業する時点で、すでに建築および設計分野の豊富な経験の持ち主だった。
拡大するファブリックの定義
特定の材料がテキスタイルと呼べるのは、どのような場合だろうか? そしてテキスタイルがファブリックに該当するのは、どのような場合だろうか? 学術機関、政府資金による技術グループ、さらにはスタートアップ企業によって、前例のないほど多彩な新材料の開発が進められる現在、従来のファブリック形成の概念も揺らぎつつある。このことが広義での業界に与える影響を考察することは有意義である。
2022年Expo出展者製品プレビュー
2022年のIFAI Expoは、10月12~14日にノースカロライナ州シャーロットで開催される。本記事では、展示予定の最新の製品そして付加価値の高いサービスを、いち早く紹介する。
数百社からの出展が予定され、繊維、生地、シェードシステム、最新の機器、最先端のテキスタイル技術を含む多彩な分野でサプライチェーン全体に及ぶ最新の製品や情報が披露されるこのExpoは、参加者にとって、テキスタイルのイノベーションに触れる絶好の場となる。
2022年の製品紹介は、こちらのリンクから。
8月号の紹介
優秀シェードプロジェクトができるまで:IAAアワードを受賞した4社に、優れたシェードプロジェクトの完成までの課題とその克服方法について質問した。
ハチが実現する代替材料:ニュージーランドの研究チームが、ハチミツではなく一種のバイオプラスチックを生み出すハチを発見した。
アトリウムを覆う後付けルーフプロジェクト:フロリダ大学建築学部のアトリウムに、カスタム仕様の張力メンブレンルーフが新たに設けられた。
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インセムプラ社が、ソレナ・マテリアルズ社への投資を発表
衣料用繊維市場は、2030年までに2,892億8,000万ドル規模に到達との予想
リサイクルテキスタイルの今後:2030年までに75.6億ドル市場への成長が実現か
アクセラレーティング・サーキュラリティ・ヨーロッパが、生地から生地へのポリエステルリサイクルの試験的取り組みを開始
自動車用テクニカルテキスタイルの需要が拡大中
SHLヘルスケア社が、テキスタイル・センター・オブ・エクセレンスを設立
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