アウトドア用ファブリックと環境への取り組み
グリーンであること。サステナブルであること。環境への優しさ。これらはあらゆる業界のメーカーが重視する課題であり、アウトドア用ファブリックや最終製品のメーカーも例外ではない。だが環境への配慮とは、そもそもどういうことだろうか? 直接的な影響と長期的な影響のバランスをどのように考えればいいのか? さまざまな企業はどうやって、消費者のニーズに応え環境のためにできることをしながら、同時に収益性を維持しているのだろうか? これらの問いには簡単な答えは存在しない。それでもアウトドアファブリックメーカーは適切な問いかけをしながら、複雑なサステナビリティの問題に応えるイノベーティブなファブリックの開発を進めている。
スペシャルティファブリックショーケース、パート2
オーニング、テント、シェードセイル、マリン・アップホルスタリ、防護具、家具など、どのような最終製品であれ、ファブリックには、厳しい使用条件で機能を発揮すると同時に、魅力的な外観を持ち、環境保護に貢献することが求められ、さらに、顧客の予算の範囲内であるかどうかも重視される。
イノベーションの実験やアイディアの共有の場となる新たな施設
ノースカロライナ州とその近辺での事業開発、イノベーション、起業、サステナビリティの促進を目指す研究開発施設が、今年の後半に試験的に開設される。本格的オープンは、2024年の予定だ。
5月号の紹介
現場ベースのアプローチ:ローミング・インダストリーズ社縫製部門マネージャーが語る、変化を乗り切るための現場での取り組み。 Eファイバー/Eヤーンの新たな用途:いま最も活発な応用分野であるハプティクスならびにセキュリティにおける、電子繊維・糸技術の進化に迫る。 生地で防ぐ蚊の被害:米国オーバーン大学農学部が開発を進める、蚊に刺されないファブリック。
ウルトラファブリックス社が、メルカート・プレイスとのパートナーシップを発表
CEMEX社が、煙道ガスのCO2をカーボンナノマテリアルへと変えるプロセスを開発
クロップマン社が、循環型経済に貢献するテキスタイル生産モデルを導入
アークロマ社がストーニー・クリーク社と戦略的パートナーシップを締結
アパレル/フットウェア業界で加速する植物由来ファブリックの活用
追悼:トム・フリッドリー氏
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