新技術を活かした、ジオメンブレン破壊試験の改善の可能性について
これまで約40年にわたって、ジオメンブレンの接合部の破壊試験では、継ぎ目152メートルごとに1箇所からサンプルを採取するのが、一般的な割合であった。大規模なプロジェクトにこれを適用すると、エンジニア、メーカー、設置業者が漏れを防ぐために懸命に作業したライナーの数百箇所に穴があくことになる。大半の設置業者で失敗率は一般的に1~2%であることを考慮すると、完全に良好な状態の接合部をカットしてパッチをあてる方法を今後も続けるのは、適切ではないと思われる。新型の材料や機器を用いることで、材料の破壊を伴う接合部試験を減らすことは可能だろうか? Read More
オンサイトテストに基づく、基礎用途におけるジオグリッドの利点の評価
重要プロジェクトだけでなく、より小規模な日常的プロジェクトにおける採用は、ジオシンセティックスの普及における大きな課題の一つとなっている。この問題を解決するには、設計エンジニアがジオシンセティックスの利点を定量化できるようにする必要がある。これに該当する用途の代表格が安定化である。Read More
水中におけるウィックドレーンの設置
GMAテクラインでの質問:デラウェア川に架かるデラウェア・メモリアル・ブリッジに隣接する場所で、水中にウィックドレーンを設置するプロジェクトがある。S. T.ハドソン・エンジニアリング社では、デラウェア河川・港湾局(DRBA)と協力して、橋脚の船舶衝突保護システム(SCPS)を設ける作業を進めている。直径24メートルの直線形鋼矢板セル構造を8つ新たに設置するが、その場所には最大で15メートルの厚さの有機質粘土がある。水深14メートルのこの場所でウィックドレーンの施工を行うための指針があれば、ご教示いただきたい。
回答を見る
産業用コンクリート保護ライナーとその用途
コンクリートまたは鉄筋コンクリート製の管や格納構造は、廃水処理プラントや原子力発電所、地熱発電所といった産業用途で広く採用されている。一方こうした構造物には、化学的または生物学的相互作用に対する脆弱性がある。コンクリート保護用ライナーは、高強度・高剛性のコンクリート構造物に対し高い保護効果を発揮すると同時に、腐食や摩耗に対する耐性、柔軟性、延性を備える材料として、前述の相互作用に対するバリア層として機能する。Read More
10/11月号の紹介
ウィックドレーンを用いた地盤改良における建設上の考慮事項 - パート2:北米最大級のウィックドレーンプロジェクトの事例に基づき、施工時に考慮すべき点を解説する。 ジオメンブレン破壊試験の対象を減らす新たなテクノロジーを評価する:破壊を伴う継目試験の範囲を少なくする新たなアプローチの可能性を検討する。 高速道路トンネルライニングのための排水用複合材とPVCジオメンブレンについて:この用途におけるジオコンポジットの設計応力状態の評価、求められる排水能力、そして選択される防水性能に関して論じる。Read More
2022年のATA国際写真コンペの受賞ジオシンセティックスプロジェクト
米国国務省が、建築材料に関する免除措置の終了を告知し、特定の契約と勧誘に対する新たな免除案を提案
2022年秋のGMAロビーデーについて
チャラー・ソリューションズ社が、複数年にわたる灰捨場閉鎖プロジェクトを受注
|
Copyright © 2000- ATA JAPAN, All Rights Reserved.