ジオシンセティックスを用いた沿岸保護工事
サフォーク沿岸地区、英国環境庁、そして現地住民間のパートナーシップに基づきソープネス村で行われた海岸防御改善のための工事では、ドイツのナウエ社の「セキュテックス・ソフト・ロック」ジオテキスタイルコンテナに加えて、ニードルパンチ不織布ジオテキスタイル「セキュテックスH」(旧名テラフィックス)が使用された。
2010年には村の北部で深刻な海岸侵食が起き、既存の防護手段がダメージを受け、さらに海岸に面する土地も侵食された。原因は、強い嵐を含む異常気象であり、その結果、海岸沿いの土地から砂などが流出し、その多くがソープネスのビーチに堆積することになった。
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落石被害を減らすための、ジオシンセティックスを用いた保護堰堤
2021年5月にオーストリアの高山地域で起きた落石事故では、一軒家のサイズに匹敵する巨礫が、駐車場上方の傾斜から落下した。10月には次のウィンターシーズンが始まることを考慮して、さらなる落石のリスクを減らしスロープを安全にするための、迅速に工事が可能で耐久性に優れた保護構造が必要となった。Read more
Q&A
GMAテクライン
擦り傷がHDPEライナーに及ぼす影響について
GMAテクラインでの質問:現在進行中のプロジェクトで、不適切な工事方法が原因で、貯水池用の高密度ポリエチレン(HDPE)ライナーに複数の大きな擦り傷ができていることが判明した。繰り返し注意喚起したにも関わらず、メインの造成を担当した業者の活動により、貯水池に敷設されていた60ミル(1.5mm)のHDPEライナー(1,000時間相当の耐応力亀裂性を持つ導電性ライナー)の表面に広範なダメージが生じた。擦り傷は、全般的に貯水池の頂上部と下端の部分で生じており、フルパネル沿いにもいくつか見られる。こうした傷は、強度や長期的耐久性にどのように影響するだろうか? また、どの程度の欠陥があれば、修理や交換が妥当になるだろうか?
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土壌安定化用ジオシンセティックスの選択
現場で軟弱土壌に遭遇した請負業者の多くは、過去に採用歴があるソリューションを選ぼうと考える傾向がある。だが、頼りになると思っている手法のコスト効率や迅速性が必ずしも優れているわけではなく、材料費が高くついたり、時間がかかるケースもある。Read more
4/5月号の紹介
ジオシンセティックスとサステナビリティ:ジオシンセティックス業界のサステナブルな将来を目指す、現在の取り組みを紹介する。
カスタム仕様の貯水池ライナーシステムの事例:加工済みスクリム補強ポリプロピレン(fPP-R)ジオメンブレンライナーを敷設した北米最大規模の貯水池には、地質工学面で多くの課題があった。
MSE壁の裏込め材としての超軽量発泡ガラス骨材の使用:表面下の条件により、超軽量の発泡ガラス骨材(UL-FGA)をMSE壁の裏込め材として利用できるケースは少なくない。
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ソルマックス社が5年間の共同開発を経て、ナノエクスプロア社と包括的発注契約を締結
HUESKERオーストラリアが、環境慈善団体ワン・ツリー・プランテッドとのパートナーシップを発表
エリック・ブロンド氏が、ジオメンブレンに関するASTM D35.10小委員会の委員長に任命される
ウォーターシェッド・ジオ社が、経験豊富な3名を要職に迎える
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