循環型経済へのジオシンセティックスの貢献
天然資源の枯渇が進行し、資源にかかるコストが上昇している。さらに、資源の抽出から、環境の悪化、生物多様性の損失、人間のウェルビーイングの低下といった影響が生じている。循環型経済は、こうした状況の重要な解決策となる。循環型経済のアプローチでは、廃棄物や汚染を無くす設計を導入し、製品や材料の使用を継続し、自然システムを再生することを目指す。ジオシンセティックスを用いることで、循環型経済の原則に従いながら、リサイクル材料や再利用材料を適切に活用して、これまで以上に幅広いサステナビリティ面でのメリットを得ることが可能となる。
レジリエント・ローズ・ラウンドテーブルが、イノベーターとインフルエンサーのリストを発表
レジリエント・ローズ・ラウンドテーブルは、より安全で平滑でサステナブルであり、極端な条件からの回復力に優れ、建設・維持コストを抑えられる道路の実現を目指す産業界、学術界そして政府が協力するコンソーシアムである。このたび同ラウンドテーブルから、そうしたレジリエントな道路に関連するイノベーターそしてインフルエンサーの初のリストが発表された。
Q&A
GMAテクライン
ジオテキスタイルでのろ過における目詰まり耐性について
GMAテクラインでの質問:米国連邦道路庁(FHWA)の「高速道路の排水のためのフィルター性能および設計」手順におけるフィルター基準、特にジオテキスタイルでのろ過における目詰まり耐性計算式2-10について質問したい。この式からは、特別に大きな孔径が必要であるように思われる。例えば、土壌のD15が70ミクロンであれば、ファブリックの最小O95は200ミクロンを超える。だが不織布ジオテキスタイルでは、このサイズは滅多に見られない。より小さな孔径であっても、定常流でファブリックの上流に形成される土壌フィルターにより、目詰まり耐性が得られるとは考えられないだろうか?
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ジオシンセティックス・カンファレンス2023のアブストラクト募集がスタート
2023年に開催される次回ジオシンセティックス・カンファレンスのアブストラクトの受付が開始された。対象は、ジオシンセティックスに関連するあらゆる種類のテクニカルペーパーだ。提出期限は、2022年4月29日(必着)となってる。
2/3月号の紹介
高強度ジオグリッドによる軟弱土壌の補強:インフラ用盛土のためのジオグリッド基礎補強に関する2つのケーススタディ。
ソーラーファーム開発におけるジオシンセティックスの活用:ソーラーファームの安定化のためのジオシンセティックスの使用によるコスト削減効果と環境への影響の低減について、2つのケーススタディにより考察する。
プレミアプロダクトショーケース:応募があったメーカー/サプライヤーの製品・サービスを一挙紹介する本誌企画の2022年版の公開がスタートした。
農業用ジオメンブレンと環境保護
GMAが、セランダー氏を副議長に選出
IECA(国際侵食制御協会)が、浸食制御/雨水流関連のプロジェクトとプロフェッショナルを表彰
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