補強用ジオシンセティックスを用いた埋立処分場の垂直方向への拡張
本プロジェクトではまず、非有害廃棄物貯蔵施設の運営会社が、廃棄物厚さ最大16メートルまで現在運用中のセルを垂直方向に拡大することにより、現状の境界内で施設の寿命を延ばすことを提案した。該当する非有害廃棄物貯蔵用セルは、現状では厚さ15メートルで、一部は利用開始から20年以上が経過しており、劣化段階にはばらつきが見られた。Read more
CNHインダストリアルが、レーベン・インダストリーズを買収
英国に本社を置くCNHインダストリアル社が、米国の精密農業技術における大手企業レーベン・インダストリーズ社の株式資本を、4週間での売買高加重平均価格に33.6%を上乗せした1株あたり58ドル、ならびに企業価値21億ドルで100%取得することで合意に達したと発表した。同取引は、CNHインダストリアルの利用可能な手元資金を用いて行われる。買収は、レーベンの株主の承認と規制当局による承認を含む慣習的完了条件を満たした後、2021年第4四半期に完了すると見込まれる。イタリア/アメリカ系企業であるCNHインダストリアル社は英国のバジルドンに、レーベン・インダストリーズはサウスダコタ州スーフォールズに本社を置く。Read more
ポリエチレン・ジオメンブレン・ライナーと耐熱性
ポリエチレン(PE)ジオメンブレンは、埋立処分場やポンドあるいは鉱業用のヒープリーチ・パッド、その他の用途で、世界中のエンジニアや規制担当者からライナー材料として選ばれている。ただしこうしたライナーは、非常に高い温度に長時間暴露されると、急激に劣化することがある。この高温と劣化の二つの課題への解決策となりうるのが、特製の高温対応型ライナーである。Read more
6/7月号の紹介
ジオセルを用いた凍土の鉄道工事:カナダの永久凍土地域における損傷した鉄道の修理では、ジオセルが活用された。
ジオシンセティックスによる処分場補強:ジオシンセティックスが可能にした、埋立処分場の垂直方向の拡大プロジェクト。
ジオテキスタイルチューブを用いたスラッジ排水:スラッジの排水用手段としてジオテキスタイルのチューブが選択された、ブラジルの下水処理プラントの事例を紹介する。Read more
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