プラスチックの「パンデミック」
COVID-19の大流行を背景に進められるサステナブルなPPEの開発
by Debra Cobb
一般的なマスクから医療用のガウンやドレープやラップに至るまで各種の使い捨てPPE(個人防護具)は、現在、新型コロナウイルスの感染予防において重要な役割を果たしている。こうした大量のPPEの一部は焼却または埋立処分されているが、道路にゴミとして捨てられる場合や、海洋を汚染している場合もある。 Read more
新型コロナウイルスの感染防止を助ける使い捨てPPEが、使用後に海にたどり着くケースも報告されている。 Photo: Operation Clean Sea.
米国の業界連合が、PPEに関する方針をステートメントで発表
米国内の個人防護具(PPE)生産の全分野を代表する業界連合が最近発表したステートメントには、国内のPPE製造のリショアリングと保護のために必要な方針の理念そして目的の概要が記載されている。IFAIも、21の参加団体の一つとして、この合同ステートメントに署名した。 Read more
国と民間が協力したフェイスマスク生産プロジェクト
ロー・アンド・ボナー社の不織布コルバックのオランダにおける生産施設が、同国政府からの要求に応え、官民の協力による取り組みとしてPPEの増産を行った。コルバック不織布は、FFP2認定医療用フェイスマスクの補強層で使用されている。 Read more
Photo: Colback Nonwovens.
織物にテクノロジーを組み込んだ、肌に貼るインターフェイス
コーネル大学のハイブリッドボディラボの設計チームが、繊維構造内に回路を取り入れた、肌に直接貼るインターフェイス「ウーブンスキン」を開発した。ここで用いられているのは、ファイバーアートと新技術を融合する新たな手法である。 Read more
肌に貼り付ける方式の多機能インターフェイス「ウーブンスキン」には、形状記憶合金による触覚的フィードバックや、圧力感知による入力などの技術が用いられている。Photo: Hybrid Body Lab.
暁星が、リサイクル繊維製品を拡大
韓国の繊維メーカーである暁星(ヒョースン)が、100%リサイクル繊維商品のラインナップを拡大した。同社は、グローバルリサイクルスタンダード(GRS)認証を受けた100%リサイクルのクレオラ(R)再生スパンデックスコレクションに加えて、新たなリサイクルポリエステル/ナイロン糸のシリーズを発売する予定である。 Read more
音声の文字変換と翻訳機能を持つスマートマスク
マスクの着用はすでに日常生活の一部となっており、デザイナーやイノベーターは、フェイスカバーの向上に向けて取り組みを続けてきた。日本のスタートアップ企業ドーナッツ ロボティクス社の「C-FACE」マスクは、インターネット接続が可能であり、会話を録音し、Bluetooth経由でそれを文字メッセージに変換したり、さらに他言語に翻訳したりする機能を持つ。 Read more
Photo: Donut Robotics.
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