求められるPPE業界の進化
COVID-19についての確かな情報が明らかになってきた現在、新たなPPE仕様および規格の策定が望まれる。
by Seshadri Ramkumar
6月18日にカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が、州全土で公共の場におけるフェイスカバーの着用を義務付ける知事令を発令した。だが、COVID-19の流行開始以降、こうしたフェイスカバーに関する仕様や規格はまだ登場していない。 Read more
ドレクセル大学の機能性ファブリックセンターは、コロナウイルス感染拡大防止のための新たなフェイスマスクの開発・生産に貢献しようとするテキスタイル研究センターの一つである。 Photo: Drexel University.
コロナ禍の現状で私たちにできること
by Janet Preus
私たちは、長引くCOVID-19の流行を経験した結果、この状況がすぐには終わらないことをすでに理解している。それでも、このウイルスがどのように振る舞うのか、そして感染を防ぐにはどうすればよいかといった点について、私たちは日々新たな知識を得ている。そうした新情報に加えて、より良い製品の生産を実現する新たな材料や繊維処理技術や生産方法を活用することで、パンデミックに対応する機会も到来している。 Read more
電気薬学的ファブリックのコロナウイルスへの有効性
インディアナ大学の科学者チームが最近発表したプレプリント論文では、電界を発生させることで接触したコロナウイルスの感染性を無くすファブリックの可能性が論じられている。論文は、現在成長中の「電気医薬品」と呼ばれる医療装置分野における研究に該当する。 Read more
フェイスマスクの試験において、テキスタイルがN95より好成績を達成
AKASテキスタイルズによると、ある最近の研究で最上位の性能を示したフェイスマスクは、テキスタイルメーカーが製造したファブリックを用いたものであった。ノースイースタン大学の化学工学部によるこの研究では、70を超える異なる一般的なファブリックの組み合わせとマスク(N95レスピレーターを含む)で試験が行われた。 Read more
透明なサージカルマスクが生産開始へ
スイスの研究者チームが、バイオマスベースの材料を用いた完全に透明なサージカルマスクの開発に成功した。このマスクは、聴覚障害を持つ患者の治療に関する医療従事者の懸念の声に応えるべく開発されており、医療従事者と患者間の接触を、より人間的なものにする製品でもある。 Read more
Photo: EMPA/EPFL
ソフトロボティクスへの応用が期待される曲がるエラストマー
ピッツバーグ大学とハーバード大学の科学者チームが発表した液晶エラストマー(LCE)の「プログラミング」のための新手法は、光を用いることにより、LCEが曲がったりねじれたりすることを可能にする。この手法は、人間の筋肉の複雑なねじり動作の再現を実現するものでもある。 Read more
Copyright © 2000- ATA JAPAN, All Rights Reserved.