Eテキスタイルのグローバル基準
IPCを通じた国際標準規格の策定作業において、欧州企業が大きな影響力を発揮している。
by Chris Jorgensen
2017年の春に、世界のEテキスタイルコミュニティを代表する企業により、この業界のためのIPC国際規格策定を目指すIPC D-70 E-テキスタイル委員会が立ち上げられた。委員会のメンバーは拡大し続け、現在ではヨーロッパを中心に世界各国から150以上の組織が参加している。 Read more
MITメディアラボの研究チームは、導電性糸を機械で編むことで可能になった多様なテキスタイル構造の抵抗特性、ピエゾ抵抗特性、容量特性を活かした3種類のテキスタイルセンサーについて、すでに実演を行っている。 Photo:Daniel Oran.
IFAIのアドバンステキスタイル会議は10月に開催
今年のアドバンステキスタイル会議は、オレンジ郡コンベンション・センター(フロリダ州オーランド)で10月1日に開催される。業界のエキスパートによる教育的で刺激的なセッションの数々が予定されており、プレゼンテーションのトピックは、軍事、医療、スマートファブリック、航空宇宙といった幅広い業種、さらにEテキスタイル規格など多岐にわたる。 Read more
サンドイッチ構造を取り入れたウォッシャブルなエネルギー貯蔵デバイス
ファイバーベースのテキスタイルは、ウェアラブルエレクトロニクスの理想的な出発点となる。ケンブリッジ大学と江南大学の研究者チームは、グラフェンおよび六方晶窒化ホウ素(h-BN)ベースの「完全にファブリックのみで構成された初のエネルギー貯蔵デバイス」を開発した。プロジェクトのリーダーであるフェリス・トリーシによると、「通気性を有し洗濯が可能で肌になじむ」という特徴も備えるという。 Read more
リサイクル可能な生分解性衣類のプロトタイプ
ステラ マッカートニーが、アディダスコレクションのための2種類のプロトタイプを公開した。このリサイクル可能なパーカーならびに生分解性ドレスは、テキスタイルイノベーション企業Evrnuとの協力のもと、ファッション業界の廃棄物問題解決に向けた取り組みの一環として開発された。 Read more
Photo: adidas by Stella McCartney
汗で活性化するプロバイオティック衣類
研究者/デザイナーのロージー・ブロードヘッドが最近発表したSkin IIは、汗によって活性化し、においを抑えて肌の健康を促進するプロバイオティック衣料コンセプトだ。開発は、ゲント大学の微生物学者クリス・キャレワート博士と共同で行われた。 Read more
Photo:Karl Felix.
Copyright © 2000- ATA JAPAN, All Rights Reserved.